FX初心者のためのやり方&始め方解説!【一から教えます】

知っておきたい基礎の基礎

やり方を一から学んで初心者でも楽しくFXを!

短期間で高収入を稼げることで有名なFXは、副業の一つとしてよく紹介されます。

しかし、一般的な副業と違って、FXは失敗すると損失が出るというリスクがあります。

初心者がFXのやり方を知らずに取引を始めると、高確率で失敗して損失を出すことでしょう。

今回はこれからFXを始めるにあたり、初心者が知っておきたいポイントを解説。

損失を出して資金を溶かすことがないように、まずはしっかりとFXの適切なやり方を学びましょう。

そもそもFXとは?

FXを始めるにあたり、まずはFXの仕組み、特にレバレッジやスプレッドについて把握しておきましょう。

FXはレバレッジをかけることで、資金以上の高額の取引ができる金融商品です。

例えば株式投資の場合、1万円の株は1万円以上の資金があれば買えます。

これがFXの場合、レバレッジをかけることでより少ない資金で売買ができます。

例えばレバレッジが10倍ならば1000円で購入できますし、25倍なら400円でも取引できます。

以上のように、FXではレバレッジをかけることで資金の倍以上の高額の取引ができるので、成功すれば少額でも高額のリターンを稼ぐことができます。

もちろん、失敗すれば高額の損失を受けることになります。

損失が大きすぎると、資金が短期間で消失してしまうリスクがあるので、注意が必要です。

さらに、FXは株と違って買いだけでなく、売りからでもエントリーが可能という特徴があります。

例えば円高相場が続いており、ドル/円のレートが落ちているようであれば、売りからエントリーをすると、価格が下落した分だけ利益を得られます。

もちろん、思惑を外せば損失が出ます。
FXは株式投資以上にリターンとチャンスが多く、同時にリスクも高いです。

ちなみに、FXでは株式投資のような塩漬けやナンピンの手法はほとんど役に立ちません。

というのも、FXにはロスカットルールがあるので、一定額以上の損失が発生すると取引所が自動的にポジションを決済してしまうからです。

ロスカットの仕組みを株式投資で例えるなら、証券会社の判断で強制的に株を売却されるようなものです。

ロスカットルールがあるので、たとえ一時的にせよ、損失が拡大すると勝手に決済されるので、塩漬けなどの手法はFXでは通用しません。塩漬けするつもりがあるなら、レバレッジを下げるなどの工夫が必要になります。

FXで注意すべきはレバレッジだけではありません。スプレッドも重要です。

スプレッドとは売値と買値の差のことで、実質これがFXにおけるコストになります。

最近のFX会社はどこも売買手数料を無料にしているところが大半なので、スプレッドが狭いFX会社ほどコストが安いと考えても問題はないです。

スプレッドが広いFX会社を選ぶと、スプレッド分だけマイナスのスタートになるので、取引が不利になります。

例えば、買値が1ドル100円、売値が1ドル99円の場合、買い注文を入れる時は100円、売り注文を入れる時は99円になりますので、1円分損することになります。

たった1円と言いますが、FXの世界では1万通貨から取引することが基本です。

1万通貨における1円分の損失とは1万円なので、1円分のスプレッドがあると取引が非常に不利になります。

そもそも為替相場というのは、滅多に動ないものです。1日あたり、5銭も動けば良い方です。

デイトレードをするなら、スプレッドが1銭以下でないと、取引コストが高いので、利益をほとんど得られないです。

デイトレードなどの短期売買を予定している方ほど、スプレッドが狭いFX会社を選びましょう。

FXを始めるにあたり、初心者が覚えておくべき事柄は多いです。

FXを始めるのであれば、まずは書籍やFX系のWEBサイトなどをチェックし、しっかりとFXについて勉強しておきましょう。

インターネットが発達している今の時代、嬉しいことにFXで必要な知識はすべて無料でネット上から収集できます。

専業でFXをしている人のブログなどは、情報の宝庫です。

しっかりと情報収集をしておくことで、初心者がやりがちな失敗を未然に防ぐことができるでしょう。

初心者はまずデモトレードで練習しよう

FXの仕組みや原理などを習得したら、次は実際にトレードをして、FXを体験してみましょう。

といっても、いきなりお金を使ったトレードをすると、失敗して損失が出る危険があります。

初心者の場合、まずはお金がかからないデモ口座でトレードを体験してみてください。

FX会社の中には、デモ口座を用意しているところがあります。

デモ口座を利用すると、FXのトレードをお金を使うことなく体験することができます。

デモンストレーションといっても、取引画面や取引ツールは本物なので、実際のトレードとやり方に違いはありません。

違いはあくまで、本当にお金を使っているのか、否かです。

デモ口座ならば、自分のお金を使わずに取引ができるので、どれほど大きく負けたとしても損失はありませんが、勝っても利益はありません。

しかし、デモ口座を体験することで、取引の感覚やチャートの見方、勝つためのコツなどを学ぶことができます。

FXでは知識と同じくらい、「経験」が必須です。

どれだけ座学で勉強しても、実際のトレードをして経験してみないことには、FXのリアルを知る事はできません。

デモ口座は、損失が出るリスクなしでFXを体験できる貴重な場です。

FXのやり方を知りたいなら、まずはデモ口座から始めることをおすすめします。

実際に口座を開設してみよう

書籍やサイトでFXのやり方を学び、デモ口座でトレードを体験したら、いよいよ実際に口座を開設する段階です。

FX口座の開設は、FX会社の公式サイトより申し込めます。

口座開設の流れは、まず申込フォームに必要事項を記入し、本人確認書類を提出。

その後、審査を経て、ログインIDとパスワードを発行してもらったら、取引を始められます。

FX口座の開設には、身分を証明できる本人確認書類と、マイナンバーが必要になります。

マイナンバーカードがあれば、これ一枚で身分証明書とマイナンバーの提出の両方の役割を果たせるので、この一点があれば手続きができます。

マイナンバーカードがない場合は、マイナンバーが記載されいている通知書とは別に、運転免許証などの身分証明書が必要になります。

提出可能な身分証明書というと、運転免許証の他にパスポートや在留カード、住民基本台帳カードなどがあります。

これらの本人確認書類をスマホなどで撮影し、画像データをWEB上からアップロードすれば、FX会社に本人確認書類を提出できます。

申込の手続きが完了したら、審査に数日から一週間ほどの時間がかかりますので、気長に待ちましょう。

口座が開設されないことには取引はできません。

口座が開設されるまでの間、デモトレードなどをして取引経験を積んでおくと良いですね。

実際のトレードに挑戦してみよう!

口座を開設したら、次に入金をします。

FXではこの入金した資金を証拠金として取引をすることになります。

FXで損失が発生すると、この証拠金がどんどん減ってしまうことになるので、入金する金額は失っても良い余剰資金だけにしましょう。

間違っても、生活費や教育費など、生活に関わるお金を入金することだけは止めてください。

さらに、証拠金を増やすために消費者金融からお金を借りるなどの行動は厳禁です。

FXの良い点は、レバレッジをかけることで少額から取引ができることです。

そもそもFXで稼ぐにあたって大金など必要ありません。

副業程度の収入を求めているのであれば、証拠金は50万円もあれば十分です。

それ以上の資金は、初心者には大きすぎです。

初心者の場合、まずは高くても50万円ぐらいを限度に取引をすると良いでしょう。

さらに、一回あたりのトレードについても、できるだけ取引数量を少なくして始めることをおすすめします。

FX会社の中には1000通貨から取引できる口座もあります。

1000通貨の取引の場合、レバレッジが25倍だと、1万円もあればトレードを実践できます。

1000通貨からの少額のトレードであれば、たとえ大負けしたとしても、それほど大きな損失を負わずに済みます。

初心者の中には、既にデモ口座で練習し、大きく稼げたという実績のある方もいるでしょう。

しかし、そういうデモ口座で勝てたという人ほど、いざ本番になると負けが続き、資産を溶かしてしまうものです。

デモ口座は、言い方は悪いですが、自分のお金を使わない取引なので、痛みがありません。

いくらデモ口座で練習したところで、それはリスクのない甘い環境下で得た勝利です。

正直な話、デモ口座でいくら取引をしたところで、取引ツールの使い方や取引の仕組みを学ぶ以上の経験は得られないです。

デモ口座をいくら経験したところで、利益を出せるトレーダーへと成長することは難しいです。

デモ口座でトレードの体験をしたら、次は実際のトレード体験をし、FXのリアルを肌で感じてもらう必要があります。

初心者の場合、FX口座を開設して最初の1ヶ月間は、1000通貨だけでトレードをすると良いでしょう。

1ヶ月間、実際にお金を使ってトレードをするということはどういう事なのか、肌身をもって感じてください。

FXのリアルを体験することで、初めてFXとは何かを身体で理解することができます。

FX初心者の場合、最初の1年は稼ぐことよりも生き残ることを重視すると良いでしょう。

FXでは勝つことよりも、負けないことの方が重要だからです。

なにしろFXの場合、たった一回の失敗で、今まで積み上げてきた利益がすべて溶けてしまうリスクがあるからです。

FXの基本は損小利大です。勝つことだけでなく、負けた時の対処法もしっかりと学びましょう。

以下の記事では、1000通貨の取引ができる口座情報をまとめています。

ぜひ口座開設の参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回はFX初心者が取引をするにあたって覚えておきたい事を解説しました。

ここで紹介したFXのやり方を学んでおけば、いきなり大損して退場するという事態は避けられるでしょう。

この記事で紹介してきたポイントをまとめると以下のようになります。

・FXのレバレッジやスプレッドなどの仕組みを勉強する
・デモ口座で取引を体験する
・口座を開設後1ヶ月間は少額のみで取引をする
・最初の1年目は生き残ることを優先する

FXは勝てば良いというものではありません。

たとえトレードで勝っても、次のトレードで大負けして利益を失ってしまっては意味がありません。

FXで利益を稼ぐためには、リスク管理やテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、メンタル面など・・・学ばなければならないことが非常に多いです。

これらのことを全て学ぶためには、実際の取引経験が必要です。

稼ぐために必要な経験を得るためにも、初心者は生き残ることを優先してトレードをしましょう。

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